このたびの布教功労者報徳祭並びに金光真心高清姫百年祭のご祭事のなかで、新任・再任を合わせて352人が輔教に任命された。
ご祭事のなかで行われた輔教任命では、成田有子氏(愛知・今池)が代表として、辞令と記念品を受け、所願表明を行った。
祭典終了後、祭場庭上で辞令交付式が行われた。
目次
所願表明
ただ今、教主金光様より、私たち352名の者が輔教任命の辞令を頂きましたことを心より御礼申し上げます。
私たちは、苦しい時、辛い時、神様に心を向け、お取次を頂いて助けられて参りました。そうしたご信心を頂いていることへの喜びと、毎日私たちのことを祈り、願ってくださっている金光様、親先生へのお礼の気持ちで、輔教にならせていただきました。今の、この思いを忘れず、教会で、家庭で、社会の中で、このお道の信心を現すご用にお使いいただき、少しでも輔教として、お役に立つ働きを進めていきたいと願っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
任命輔教代表 成田 有子
教会部長挨拶
ただ今は、布教功労者報徳祭並びに金光真心高清姫百年祭が麗しくお仕えになりました。
本日の祭典に祭られるご霊神様方は、それぞれの時代社会にあって、神様の願いと教祖様のおぼしめしをわが願いとして、「神と人とあいよかけよで立ち行く」道のご用にその生涯を捧げられた方々であります。
その式典の中で、皆様は、教主金光様から輔教のご任命を頂かれました。それは、この道による助かりの実現に生涯を捧げられたご霊神様方の布教精神を共に頂いていく、ということを意味するのではないかと思います。
ある先師が、自身の入信前後のお話として次のように振り返っておられます。ご信者の方から度々お参りしようと誘われたものの、自身はそのような気になれず、居留守を使ったり、今日は用事があるから、と何度も断った。にもかかわらず、おかげを頂いて欲しいと願うそのご信者の方は、助かって欲しいの思いそのままに、何度も何度も足を運ばれて、お道の話を2時間も3時間もされたというのです。けれども、そうした話にも、ありがたいとの思いよりも、早く止めて帰って欲しいとの思いでいっぱいだったそうであります。それでも、何度も足を運び、思いを込めて話されることにほだされて、ついに教会に参拝し、あるおかげを頂いたことがきっかけで信心の道を進まれるようになった、とのことであります。
実は、多くの先生や信者さんの入信時のお話に、こうした熱心にお導きをされる方が出てきます。相手が嫌な顔をしたり、聞かないそぶりが見えたり、嫌悪感を抱いているというのが伝わってくると、もう一押しが出来ないものですが、それでも、どうしてそのような方々が一歩前に踏み出して、導こうとされていたのかと考えてみるのです。もし自身が嫌々なら、たとえ先生から「せよ」と言われてもできないと思います。むしろせずにはおれなかったのだろうと思います。そうした心根がどこから生まれてくるのか。それは、頂いた「おかげ」を自覚し、味わって、お礼と喜びの生活を進めることによって生まれてきたのだと私は思います。
頂いたおかげがありがたいとの思いが満ちあふれることによって、「あの人にも私と同じようにこのありがたいおかげを頂いて欲しい」との思いが強くなり、何度も何度でも足を運ばせたのだと思います。さらには、こうしたご用が「神様へのお礼であり、神様がお喜び下さるご用である」との信念からであったと思うのです。
その意味において、皆様も輔教として任命頂いた喜びをもとにして、もう一度おかげを頂いたこと、そのことを思い出し、しっかりと味わっていただきたいと思います。そこに神様がどのような思いでおかげをくださり、何を願っておられるのかを求めていただきたいと思うのです。そうしたおかげをしっかりと味わう先に、「伝えなければならない」でなく、「伝えずにおれない」との思いが強く生み出されてくるのではないかと思います。
輔教のご用と申しましても、それぞれ持ち場立場が違いますから、一様にはならないでしょうが、輔教としての使命と誇りを持って、教会活動を担い、道を人に伝え、一人でも多くの人が助かるお役に立ち神様の願いが成就していくため、われわれ教師と共にここから、喜び勇んでご用にお立ちいただきたいと存じます。