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生神金光大神大祭をお迎えして
生神金光大神大祭は、明治16(1883)年10月10日に現身の御用を終えられた教祖様のお徳をたたえ、教祖様が現してくださった永世生き通しの生神金光大神取次をあらためて頂き、私たちもその働きを現していくことを祈願する祭典です。
教祖様は川手家に養子として入られ、家業である農業を実意丁寧に勤められ、一家の繁栄を常に願っておられました。また、幼いころから神仏に対する信心を心のよりどころとして大切にされていました。
当時、人々は「金神」という祟りや障りをもたらす神様のことを恐れて、日柄方位を見て避けるという慣習がありました。教祖様は、次々とご家族を亡くされるという不幸の中で、神様への向かい方をあらためられ、その金神様をおまつりされるようになりましたが、その中で二頭の飼い牛を亡くして七墓を築かれるという経験をされました。神様の真意が分からないままに、安政2(1855)年42歳の時には、ご自身が九死に一生という大病を患う難儀に遭われました。そこから、人間の計らいには限りがあり、神様は人間が助かり立ち行くことをひたすら願われていると悟られました。
安政5年の正月、教祖様は「拍手」を打つことを許され、この頃から、難儀を抱えた人が次々と教祖様の元に訪れるようになっていきます。翌安政6年10月、教祖様は「肥灰さしとめる」との神伝により、神様の頼みをお受けになられ、家業である農業を家族に任せ、御取次に専念されることになりました。こうして、「神と人とあいよかけよで立ち行く」この道の信心が、初めて人の世に現されることになったのです。
教祖様は、参ってくる人のあらゆる願いを聞き受け、その願いを神様に届けて、神様のみ心をわが心に頂き、それを日々の暮らしに現していくことの大切さを教えられました。その教えを受けた人々の中には、道を伝えていく人も生まれ、各地にお広前ができ、お道が展開していくこととなりました。
教祖様のご信心の深まりに伴い、神様は明治元(1868)年9月に、「生神金光大神」という御神号を授けられました。教祖様のお広前には、「天下太平、諸国成就祈念、総氏子身上安全」と染めたのぼりが掲げられ、小さな広前に座られながらも、その祈りは世の中全体に向けられていました。
しかし、時代の変化の中で教祖様を取り巻く状況はいよいよ厳しくなり、明治政府の宗教政策によって神前撤去を命じられるなど、大変な困難を強いられました。そのような中で、「天地書附」が定まり、「一心に願え」「おかげは和賀心にあり」という信心のいよいよ大切なところが示されました。さらに、明治6(1873)年10月の御神伝によって、生神金光大神様は、難儀な世と人間の助かりのために神様から差し向けられたことが新たに示されたのです。
大きな社会の変革の中、教祖様は絶えず神様と共に生きる在り方を求めつつ、「世界の人を助けたい欲がある」と、その救済の願いは世界へと広がっていました。
こうして明治16(1883)年9月、教祖様は、「人民のため、大願の氏子助けるため、身代わりに神がさする、金光大神ひれいのため」とのお知らせを頂かれ、10月10日、御神命のままに自らお仕えになっていた「金光大神祭日」の当日、現身の御用を終えられました。かねてより、「体がなくなれば、願う所へ行って氏子を助けてやる」とみ教えされていたとおり、永世生き通しの生神金光大神取次のお働きは現し続けられ、歴代金光様の御神勤によって、厳然と今に現されています。世界各地の教会もまた、教祖様のお広前そのままに日々、お取次が続けられ、世の人々へ、この道による助かりの喜びを教え、伝える働きを現し続けています。
教祖様がその生涯をとおしてお示しになられたように、神様の恵みと慈しみの中に生かされて生き、神様の心を分け与えられ、神様の願いを現すことができる私たちとして、心新たに生神金光大神大祭をお迎えさせていただきたいものです。そして「世界の平和と人類の助かりに向けてお役に立たせていただきたい」との教主金光様の思し召しをあらためて頂き、ここから一層、元気な心で信心生活を進めさせていただきたいと存じます。
祭典次第
10月4日(日)午前10時
10月7日(水)、10日(土)午後1時30分
先 祭員着席
次 開帳
次 拝礼
次 神前拝詞奉唱
次 取次唱詞奉唱
次 祭主祭詞奏上
次 祭主玉串奉奠
次 天地書附奉体
次 参拝者総代玉串奉奠
次 教務総長挨拶
次 金光大神賛仰詞奉唱
次 「親神のよざしのままに」斉唱
次 拝礼
次 祭員退下
引き続き吉備舞奉納
期間中の諸行事
祭典前の教話(祭場)
10月4日は午前9時30分から
7日、10日は午後1時から
10月4日
講師 松田 斎二郎(三重・南牟婁)
講題 「何じゃコリャー?!」
10月7日
講師 荒谷 光一(秋田・能代)
講題 「神様に使っていただく」
10月10日
講師 夏目 ゆずる(熊本・松橋)
講題 「ありがたいという心があれば 心がうつになっている暇はありません」
朝の集会(修徳殿講堂)
10月4日 午前5時15分から
講師 佐藤 あい(鳥取・根雨)
講題 「笑顔の先にあるもの」
少年少女の育成を考える「信奉者の集い」(修徳殿講堂)
10月4日 午前11時15分から
講師 鈴木 一監(千葉・松戸)
講題 「受け 繋いでいく」
吉備舞の夕べ(修徳殿講堂)
10月3日 午後7時30分から
主催 典楽会
第27回教学講演会(金光北ウイング やつなみ北ホール)
10月3日 午後5時~6時35分
講師 白石 淳平(教学研究所員)
森定 展開(教学研究所員)
主催 金光教教学研究所
金光駅着発時刻表