令和3年4月3日(土)、玉水記念館(大阪市)を会場に、「教会活動及び教団布教の担い手である輔教として自覚を高める」との願いのもと、教区輔教集会を開催した。
本年度は、山下政利氏(京都・石清水教会在籍輔教)を講師に招き、24教会から66人が受講した。
山下氏は「教会の御用でお育て頂いて」と題し、自身にどのようにして信心が継承されてきたのかを振り返りながら、御用をとおして頂いてきたおかげや、信心の継承について、また輔教としての取り組みなどについて話した。
山下氏は幼少の頃、熱心な信徒である曾祖母の家に遊びに行くのが楽しみで、神様中心の生き方に間近で触れながら育った。社会人の時、同僚から他宗教に誘われ、勧誘の場で金光教に対する誹謗中傷を浴びた。熱心に信心していた曾祖母の人生を否定された気がして、その悔しさから石清水教会へ初参拝する。先生のお取次を頂き、御用をとおして自身の信心の芽が出た。その経験から、自身の子どもや周りの若い人にも御用に立ってほしいとの願いを持ち、信心をどう伝えていけばよいか、またそれをどこまで覚悟を持って願っていけるかについて語った。
そして、輔教の活動として、教会周辺地域の方に本教のことを知っていただく願いを立て、教会とのご縁につながるよう広報誌を作成し、一軒ずつポスティングするなど、自身の具体的な取り組みの内容も発表した。
その後、「私に伝わった信心、私が伝えたい信心」をテーマに班別懇談を行った。参加者からは「布教活動の内容が素晴らしく、自分も輔教としての働きを進めていきたい」「覚悟を持って信心を実践なさる姿に心を打たれた」などの声があり、輔教としての取り組みを問い直す機会となった。
なお、集会前には任期満了輔教を対象に輔教研修会が開かれ、講師の瀧山美明師(大阪・豊中)が「輔教の使命と役割」と題して、輔教制度に込められた願いや輔教の信仰的役割について、具体例を交えながら語った。その後任命願の提出等について説明を受けた。