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令和元年度輔教志願者講習会―心の中におられる神様と共に

本年度の輔教志願者講習会を8月24、25日、金光北ウイングやつなみホールで開催した。

輔教制度は平成4年に発足し、478教会、1千437人(8月末日現在)が輔教として御用に当たっている。

今年は、33教会53人が受講し、各講義、先輩輔教の実践発表をとおして輔教に求められる事柄を学んだ。班別懇談では参加者同士、これまでの取り組みやここからの願いについて語り合った。

なお、このたびの修了者は所定の手続きを経て、来る12月の布教功労者報徳祭時に、教主金光様からご任命を受ける。

目次

教主金光様おことば(開会お届け時)

皆様、それぞれに願いを立てて、輔教志願者講習会によくお集まりになりました。

お互いにここまで信心を進めさせていただき、ご用にお使いいただいておりますことをありがたく思いますとともに、そのお礼の心を土台に、ここからいっそうに、「人が人を助けるのが人間である」との教祖様のおぼしめしを頂いて、わが道の信心を現し、伝えて、世界の平和と人類の助かりのお役に立たせていただきたいと存じます。

どうぞよろしくお願いいたします。

教務総長挨拶

「神人の道」というお言葉は、立教150 年のお年柄に、教主金光様がお示しになったお言葉であり、以来、私たちはこのおぼしめしを大切な指針として頂き、信心生活の上に、お言葉に込められた中身を現していきたいと願っている。

平成5年6月にオーストラリアの高校生が本部広前に参拝した時、金光様は次のようにお話しくださった。

「皆さんに三つの言葉をお教えしましょう。それは、『神』『取次』『氏子』です。これらは金光教にとって、とても大切な言葉です。神は、人間の働きがないと働くことはありません。人間は神の恵みを受けています。私はここで、神と人間の橋渡しをする御用、『取次』をしています。

神と人間は、お互いに支え合う関係の上に成り立っています。神は人のなかにあり、人は神のなかにあるのです。教祖様は、天地書附で『一心に願いなさい。おかげは和賀心にある』と教えられました。このお互いの関係を『あいよかけよ』と呼んでいます。

神と人間の関係は、親子の関係のようなものです。人は誕生と共に神性(神心)を与えられております。人間は、自分の心のなかにいる神の存在に気がつかないといけないのです。この神は生きている神で、私たちが死んで肉体と精神が別々になっても、その魂は永遠に消えることはありません」

このお言葉の中にある「人は神のなかにあるのです」とは、この天地そのものが神様であり、神様という存在は大いなる天地の働きとしてあり、その中で人間は生かされて生きているということ。しかし、神様は皆さんの体の中にもおられ、お働きくださっている。そのことを金光様は、「神は人のなかにあり」とおっしゃったのだと思う。

長年信心をしていても、ご神前に向かって祈念し、必死にお願いはするが、私たちの体の中におられる神様には、手を合わせてお祈りしたり、お礼を言ったりする人は少ないのではないかと思う。自分の中でお働きくださっている神様の存在に気付き、その働きを実感していく。そうした信心の在り方は、「神人の道」の信心を求めていく上で、非常に大切な内容だと思っている。

母親の胎内で、約10カ月の間に、この複雑な体が調えられていくこともすごいが、生まれて以来、65年もの間、私の体は片時の休みもなく働き続けてくださっている。目が見えること、ものが言えること、話が聞けること、あるいは手足が動くことにとどまらず、この体の中には、神様のお働き、おかげとしか言いようのないものが凝縮されている。食物を頂けば、それが胃で消化され、小腸、大腸で栄養を吸収し、それをエネルギーに変えてくださる。毎日毎日こうした働きがあるから、生きていられる。このような体の仕組みを、いったい誰がつくってくださり、誰が維持してくださっているのか、真剣に考えたことがあるだろうか。この働きを両方の神様の働きとして実感していくことが、信心の内容として大事だと思う。

また、金光様は「私はここで、神と人間の橋渡しをする御用、『取次』をしています」とおっしゃっている。金光様はお結界で、参拝者の願いを神様に届けてくださり、神様のみ心を参拝者に伝えてくださる働きとともに、参拝者の願い事が成就するようにご祈念くださっている。このことが「神と人間の橋渡し」という御取次である。この働きがないと、私たちは神様とつながること、おかげを頂くことができない。

この「神と人間の橋渡し」という御取次は、ご本部のお広前や各教会のお広前、さらにはそれぞれの家庭においても頂くことができる。どこにいようとも、その時その場で、「金光様」とみ名を唱えさせていただけば、御取次の働きにより、物事がスムーズに進むだけでなく、御用をとおして神様のおかげを頂くことができ、心の中にありがたい気持ち、すなわち神様の心が生まれてくる。

常に「金光様」とみ名を唱えて御用に当たれば、御用に使ってもらってありがたいという心が生まれ、心の中の神様がお喜びくださる。このことは体験することが一番である。特に、輔教を志す皆さまは、それぞれの教会やご家庭で、さまざまな御用に当たられると思うが、輔教になられてからは、御取次を願い、頂いて御用に当たる体験をしていただきたい。

そして、金光様に御取次を願っていく信心が生活の中に定着していくと、だんだんと神様によって生かされていることが分かり、感謝の気持ちや感動が生まれてくる。そうした気持ちや感動をもって、お世話になる家族に朝のあいさつをし、ありがとうと心からお礼の気持ちを表す。そういう生き方を家庭、職場の中で現していく。金光様は、そういう信心が生まれてくることを願ってくださっているのだと思う。

「神人の道」を開いていく信心は、「神も助かり、人間も立ち行く」という信心であり、特に心の中の神様がお助かりになることが大切である。教祖様のご理解に、「一心を立てればわが心に神がござるから、おかげになるのじゃ。生きた神を信心せよ」(Ⅲ金理5)とあるように、おかげは心の中の神様から頂くのである。ぜひ皆さんも内なる神様の働きに目覚め、神様がお助かりになり、同時に自身も立ち行くおかげを頂いてもらいたい。

講義・発表内容

講義1「金光教の信心について」

講師 岩本 威知朗(大阪・金岡)
ここから輔教として御用を担うに当たり、天地金乃神様の神性、教祖様の生きられ方を学び、自分が頂いている信心を押さえ直して確かなものとし、人の助かりにつながる在り方を求めた。

講義2「教団の仕組みと働きについて」

講師 菊川 信生(熊本・江田)
現在、形をなしている教団や教会の成り立ち、仕組み、働きを確認し、御取次を頂きながら信心を求め現していく担い手、教団の構成員としての自覚を深めた。

講義3「輔教の役割について」

講師 吉川 真司(徳島・三好)
輔教に願われていること、人に道を伝える中身を確認し、一層培っていくために、今後輔教として取り組むべき内容について学んだ。

実践発表

発表者 守屋 琢智(岡山・総社・野方集会所担当者)
先輩輔教から、輔教としての御用やお道を伝えていく在り方、人の助かりを願う信心について聞き、共有した。

班別懇談

参加者それぞれが、これまでの信心の歩みや志願理由を語り、講義を手掛かりに、今後、輔教としての御用の在り方等について話し合い、決意を新たにした。

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