本年度の輔教志願者講習会を、8月27日、28日、本部総合庁舎会議室で開催した。
輔教制度は平成4年に発足し、現在、530教会、1719人が輔教としてご用に当たっている。
今年は、41教会57人が受講し、各講義をとおして輔教に求められる事柄を学び、先輩輔教の実践発表を拝聴した。班別懇談では参加者同士、これまでの取り組みやここからの願いについて語り合った。
なお、このたびの修了者は所定の手続きを経て、来る12月の布教功労者報徳祭並びに金光鑑太郎君25年祭時に教主金光様からご任命を受ける。
目次
教務総長挨拶(代理田淵美賀雄教会部長)
みなさんが輔教を願われた理由はさまざまで、「金光教について理解を深めたい」「教会長を助けたい」「将来、教師にお取立てを頂きたい」などの願いをもって受講されていると思う。
その裏には、在籍教会長の願いがあり、教主金光様の祈り、そして神様の祈りのなかでのことである。どうぞここからお道のために共々にお役に立たせていただきたい。
今の輔教制度が始まったのが平成4年である。それまでの輔教との大きな違いは、「教主金光様がご任命になられる」ということ、「輔教は教団に所属し、教会または本部に在籍する」と教規で決められていることである。この二つに関して言えば、教師と一緒だが、輔教になるためには、志願者講習会を受講すること、そして、4年の任期があること。教師はというと、金光教学院で1年間修業し、「終生」道のご用にお使い頂くという違いがある。
輔教の方が4年ごとの更新の際に受けるのが輔教研修会である。それとは別に、各教区において輔教集会が毎年開催されている。
私は6月まで、東中国教務センターでご用頂いており、輔教の担当をしたこともあり、所長になってからも毎年輔教集会の班別懇談などには参加していたので、教区内の輔教の方は、大半知っている。そのような方たちの話を聞いていると、在籍教会はもちろんだが、教団、そしてお道のことを考えてくれている。この新しい輔教制度がきちんと根付いていることを感じている。
このお道のことを願うのは、それだけで教団活動に参画していると言える。約3780人の教師、約1720人の輔教がいる。合わせて約5500人。この方たちが中心となって、これからの教団、教会の働きがいっそうありがたい方向へと進んでいくよう願っている。
教団では、信仰運動として、「神人あいよかけよの生活運動」を推進している。「願い」は、「御取次を願い 頂き 神のおかげにめざめ お礼と喜びの生活を進め 神心となって 人を祈り 助け 導き 神人の道を現そう」というもので、これは、信心の筋道を示したものである。御取次を願い頂いて、神のおかげにめざめ、そして、お礼と喜びの生活を進めさせていただく。
そして、輔教を志す皆さんには、ぜひ4行目を目指してほしい。
「神心となって 人を祈り 助け 導く」、そういう信心実践があって、初めて神人の道を現すことができる。共々に取り組みを進めていきたい。
講義・発表内容
講義1「金光教の信心について」
講師 吉川真司師(徳島・二軒屋)
ここから輔教としてご用を担うに当たり、教祖様から始まる本教の信心をあらためて頂き、神様との関係をしっかりと作ることで人の助かりに繋がることを確認した。
講義2「教団の仕組みと働きについて」
講師 岩本威知朗師(大阪・金岡)
教団の目的や諸活動、神願成就の拠点である教会の働きを確認し、自分もかけがえのない教団の一員であるとの自覚を深めた。
講義3「輔教の役割について」
講師 菊川信生師(熊本・江田)
講義1、講義2を踏まえて、輔教の意義や役割を確認するとともに、「神心」となることを願い、輔教として取り組むべき内容について学んだ。
実践発表
発表者 西規雄氏(岡山・本部)
先輩輔教から活動の実際や、神様のお役に立つご用のあり方について学び、力を合わせてご用を進めていく心構えを共有した。
班別懇談
参加者それぞれが、これまでの信心の歩みや、志願理由を出し合い、受講した講義を手がかりに、今後、輔教として取り組みたい活動等について話し、決意を新たにした。